油化
ケミカルリサイクル

PSジャパンはポリスチレンがリサイクル可能で、
資源循環に貢献する材料であることを実証してまいります。

油化
ケミカルリサイクル

PSジャパンはポリスチレンがリサイクル可能で、
資源循環に貢献する材料であることを実証してまいります。

油化ケミカルリサイクル由来原料のポリスチレンを2025年度から供給開始予定

PSジャパンは両親会社(旭化成、出光興産)と連携して油化ケミカルリサイクル由来原料の活用を検討しています。
具体的には、出光興産は、2023年度に油化ケミカルリサイクルを行う「ケミカルリサイクル・ジャパン(株)」を設立し、使用済みプラスチックを原料とした油化ケミカルリサイクル商業生産設備を2025年度末から運転開始します。出光興産で分解油を活用してリサイクルスチレンモノマーを生産し、PSジャパンが購入してリサイクルポリスチレンを生産するスキームを計画しています。また、旭化成でも油化ケミカルリサイクルスキームを検討しており、そちらで生産されたリサイクルスチレンモノマーの購入・活用も検討しています。
両親会社からリサイクルスチレンモノマーを原料として受入れ、2025年度からリサイクルポリスチレンを生産、提供していく予定です。

モノマー化ケミカルリサイクルによる資源循環イメージ図​​

ケミカルリサイクルチェーン​

ポリスチレンの最適な資源循環スキーム構築に向けて

油化ケミカルリサイクルでは、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレンを中心に使用済みの混合プラスチックの活用が可能となります。そのため、メカニカルリサイクルやモノマー化ケミカルリサイクルなど、他のリサイクル手法では難しい原料の活用を期待でき、再生可能となるリサイクル原料の範囲が拡がる見通しです。

リサイクル手法 活用可能な使用済みプラスチック 用途制限
メカニカルリサイクル ・家電由来の使用済みポリスチレン
・分別/回収可能な使用済みポリスチレン
・有り
(食品用途向け他)
モノマー化ケミカル
リサイクル
・分別/回収可能な使用済みポリスチレン ・無し
油化ケミカル
リサイクル
・上記以外のポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレンを中心とした使用済み混合プラスチック ・無し

PSジャパンでは、メカニカルリサイクル可能な使用済みプラスチックはメカニカルリサイクル、モノマー化ケミカルリサイクルでリサイクル可能な使用済みプラスチックはモノマー化ケミカルリサイクル、いずれの手法でもリサイクルが難しい原料については油化ケミカルリサイクルで資源循環社会を実現するのが望ましいと考えています。
使用済みポリスチレンの内容や性質に応じて最適な資源循環スキームを構築するべく引続き、関係各所と連携して取組みを進めていきます。
ポリスチレンのリサイクルにご興味がありましたら、まずは気軽にお問合せ下さい。

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