株式会社東光 様
植物由来原料を一部使用したポリスチレングレードの上市と食品包装容器への初採用について

1.植物由来原料を一部使用したグレード「EA」シリーズの上市、初出荷

2023年に、弊社は植物由来原料を一部使用したグレード(「EA」シリーズ)を上市しました。 「EA」シリーズは、ポリスチレン(以下 PS)の特⾧そのままに石油由来原料の一部を植物由来品に置き換えたものです。当製品の植物由来原料はPSと完全相溶するため、他の環境対応材料では難しかった端材の再利用が可能となります。

PS 本来の高い透明性を維持した「EAG11」(植物由来原料 11%使用 GPPS)を先行して上市しており、今後は耐衝撃性、成形性を維持・向上可能な「EAH30」(植物由来原料 30%使用 HIPS)も上市予定です。
なお、「EAG11」は一般社団法人日本有機資源協会が認定するバイオマスマークも取得済です。

2.東光様のデザートカップ・ケーキトレーへの採用

「EAG11」は和洋スイーツパッケージの総合メーカーとして数多くのオリジナル食品包装容器を開発・製造販売する東光のデザートカップ及びケーキトレーへ採用されています。

■株式会社東光(HP:https://www.package.co.jp/)​
1961 年創業。和洋菓子のパッケージや包材、プラスチックをはじめとする多彩な商品群を持ち、これまで に手掛けてきたアイテム数は 1 万点以上にも上ります。
取引先は、大手コンビニエンスストアから全国の和洋菓子店まで幅広く、5,000 社以上へ販売実績有。
「EA」シリーズは、PS を使用したデザートカップ及びケーキトレーに採用されました。

採用事例①デザートカップ

採用事例②ケーキトレー

弊社は、今後ともカーボンニュートラルならびに資源循環社会の実現に向け、PS 樹脂のリサイクルとバイオマス化の両輪を通じて、その責任を果たしてまいります。

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