株式会社ファミリーマート様バイオマスポリスチレンのパスタ容器への採用について

1．ファミリーマート様で販売のパスタ容器にバイオマスポリスチレンが採用

ファミリーマートが販売しているパスタの一部容器に、弊社のバイオマス割当ポリスチレン（以下バイオマスポリスチレン）が採用されました。
当該製品は、弊社親会社の一社である出光興産から購入したバイオマススチレンモノマーを原料として、ISCC PLUS 認証^※1に基づくマスバランス方式^※2を採用したバイオマスポリスチレンとなります。
今回、容器（写真左）と蓋（写真右）のそれぞれでご採用頂きました。

※1 ISCC（International Sustainability and Carbon Certification）認証とは、持続可能性および炭素に関する国際認証であり、その中で ISCC PLUS は全世界に販売される主にバイオマスベースや再生由来等の原料や製品について、サプライチェーン上で管理・担保する認証制度です。

※2 マスバランス方式とは複数の種類の原料（例:バイオマス原料等と化石燃料由来の原料など）により製品を製造した際に、特定の材料（例:バイオマス原料等）の投入量に応じ、製品の一部にその特性全てを割り当てる方式です。

2．「2024年日本パッケージングコンテスト食品包装部門賞」入賞

また、2024年8月、PSジャパン、伊藤忠プラスチックス、ギンポーパック、ファミリーマート、三菱ケミカルが共同で出品した上記『バイオ OPS 容器蓋（マスバランス方式によるバイオマス割当ポリスチレン容器）』が、「2024 年日本パッケージングコンテスト食品包装部門賞」に入賞しました。

＜入賞内容＞
⚫ 表彰名称：包装部門賞『食品包装部門賞』
⚫ 入賞作品：バイオ OPS 容器蓋（マスバランス方式によるバイオマス割当 PS 容器）

公益社団法人日本包装技術協会による日本パッケージングコンテストは、2024年で 46 回目となる日本の包装分野における最大級のコンテストです。時代と社会の要請に対応した、生活文化に優れたパッケージおよびその技術の開発普及に資することを目的に、包装における材料、設計、技術、さらにはデザインからロジスティクスに至るまで多面的に評価し、その年の包装の優秀作品を決定します。
弊社はマスバランス方式によるバイオマスポリスチレンの生産者として、伊藤忠プラスチックスが手掛けるパッケージ企画に参画し、共同出品しておりました。

引き続き弊社ではマスバランス方式によるバイオマスポリスチレンの認知度向上に努め、環境問題へ高い関心を持つお客さまの共感を得ながら、カーボンニュートラル実現に貢献するべく、取り組みを進めてまいります。