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機械物性値の環境温度依存性

カタログ等に一般的に記載されている各種物性値は、定められた環境下で測定された値を元にしています。
PSジャパン(株)が採用しているISO(国際標準化機構)の試験規格体系では、ISO 291:1997に定められています。

表−1 標準雰囲気
標準雰囲気の記号 空気温度 ℃ 相対湿度% 備考
23/50 23 50 特に規定がない場合は,これを用いる。
27/65 27 65 当事者間の協定によって,熱帯性地方で用いても良い。
JIS K7100:1999 プラスチック−状態調節及び試験のための標準雰囲気(ISO 291:1997の整合化JIS規格)より引用

ポリスチレンは、吸湿性が少ないため湿度の影響は受けにくいですが、温度の影響はかなり強く受けます。

耐熱性があまり高くないために、高温では柔らかくなる傾向がでます。

逆にゴムで補強されたHIPSでは、低温側でゴム成分が硬くなるために衝撃強度の低下が見られます。

ここでは、HIPS(一般および難燃)の幾つかのグレードについて、各種機械物性値の環境温度依存性の測定例を示します。

HBグレード AGI02 H9152 H8672 EXG11
難燃グレード VS51 VS55 VS124 VS712 VS743

各表中、
TS:引張降伏応力   TE:引張破壊呼び歪み
FS:曲げ強さ FM:曲げ弾性率
C−IMP:シャルピー衝撃強さ
を示します。

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